フューネラル事業部企画開発室の尾葉石(おばいし)と申します。
葬儀社様向けWEB発注システムである「アスカクラウド」の運用や、オペレーション業務の自動化に取り組んでいます。
また、演出商品やサービスの企画開発にも携わっています。
現在入社20年目で、最初の18年間は遺影写真加工のオペレータをしておりました。
企画開発室で新規メンバーの募集をしていて興味があったので、手を挙げました。
社内企画である改善委員会で色々なアイディアを出し受賞していたので、企画開発に適正ありと思って異動が実現したのかもしれません(笑)
「Omokage MINI」は、現代のライフスタイルに合った祈りの場を提供する手元供養品です。
時代と共に供養に対する考え方も変化し、仏壇を設置するスペースが取れない、または置きたくないという声が増えています。そんな変化に対応し、故人様と向き合い静かに手を合わせる。新しいスタイルの祈りの場を提供します。
仕様の面では、ディスプレイに弊社のASKA3Dプレート技術を採用しており、写真や映像を空中に表示させることができます。
SDカードの写真や動画をリモコン操作で簡単に再生できるため、使い勝手も良いです。
電源をオフにすれば写真や動画の表示が消えるため、来客時にも気を遣う必要がありません。
天然木を基調としたシンプルなデザインは、リビングや日常生活にも自然に溶け込みます。
その「Omokage MINI」をスロットインして使用する、今までにない新しいタイプの焼香台が「飛鳥焼香スタンド」です。
「飛鳥焼香スタンド」は家族葬に最適なサイズですが、葬儀の規模に応じて台数を増やすことで、一般葬や社葬にもご対応いただけます。
また、既存の焼香台をそのまま活用したいというニーズに応えるため、既存の焼香台の上に設置可能なショートバージョンもご用意しています。
Omokage MINI
飛鳥焼香スタンド
元々「Omokage」(2019年発売)という製品があったのですが、手元供養品として一枚の写真しか映し出せないものでした。
手元供養なので、たくさんの写真を入れたい・動画も映したい等、新たな要望を叶えるために新製品の開発を模索していました。
その後「Omokage MINI」としてモック版を開発、フューネラルビジネスフェア2023で参考出展したのですが、技術的な課題やコスト面での制約もあり、開発の進捗が一時的に止まってしまいました。
しかし、社内の3事業部(空中ディスプレイ事業部・フューネラル事業部・フォトブック事業部)が連携し、それぞれの専門分野を活かすことで、これらの課題を克服することができました。
例えば「Omokage MINI」を入れる化粧箱は、フォトブック事業部のケースチームに質感の高い箱を作る技術があり、コスト感の調整も含めてアドバイスをもらい実現しました。モジュールや部品などの見込みがたった後は、温かみのある木製のボディを作ってくれる家具屋さんを探して回ったのも良い思い出です。1つ1つ手作りなんですよ!
協力体制のおかげで製品として無事完成、リリースすることができ、社内の協力があってこそと感謝しています。
「飛鳥焼香スタンド」についても、従来「飛鳥焼香台」という別の製品がありました。
従来の「飛鳥焼香台」は、埋め込まれているASKA3Dプレートが3面タイプでサイズが大きく、その分価格も高くなります。
かなりのヒット商品ですが、特に家族葬専用会館のような小規模の式場には少し不向きな面がありました。
コロナ禍をきっかけに葬儀が小規模化、会場も縮小傾向でしたので、大きな焼香台がニーズにマッチしにくいという課題感があり、よりコンパクトで使いやすく、価格面でも手頃な焼香台の必要性を感じ、開発に着手しました。
「飛鳥焼香スタンド」は「Omokage MINI」をスロットインすることで成り立つという、特徴的で面白い発想から生まれています。
焼香台として葬儀社様にご購入いただく製品ですが、上部に設置する「Omokage MINI」部分はご葬家様にそのまま販売していただくことを想定しています。
「売れる焼香台」という新しい発想だけでなく、ロングタイプ・ショートタイプを用意することで、葬儀社様の既存のリソースを活かせるように設計しました。
「Omokage MINI」は、故人様を偲ぶ機会を増やしたい方や、仏壇がないご家庭に最適です。
リビングや寝室にも自然に溶け込むデザインですので、日常の中で自然に手を合わせることができる場所を求めている方にお勧めです。
また、新たな収益源を探す葬儀社様にとっても、メモリアルビデオや加工済の遺影写真を映すことが出来るツールとして、あるいは目を引く什器としてご活用いただきたいです。もっと手軽にASKA3Dプレートの空中映像を見てもらう、手に入れてもらうきっかけを作りたいという思いもありました。
「飛鳥焼香スタンド」は、家族葬専用会館や小規模な式場を運営されている葬儀社様に特にお勧めです。
コンパクトで扱いやすいため、限られたスペースを有効に活用していただけます。
また、家族葬を中心に、葬儀の規模に応じて柔軟に対応したいとお考えの葬儀社様にも適しています。
既存の「Omokage」はセットされた遺影写真一枚を表示しますが、「Omokage MINI」は静止画や動画データを映すことができます。遺影以外の写真スライドや動画も表示できるため、より多様な使い方が可能となっています。
また、本体サイズも横幅が「Omokage」の約半分とコンパクトになり、限られたスペースでも設置しやすくなっています。
仏壇のそばに置くなど、アドオンとしてもご採用いただけるので、単体でも、既存の什器のプラスアルファとして導入いただいても良いと思っています。競合する製品は・・・あまり思いつきません(笑)
「飛鳥焼香スタンド」は一般的な焼香台と違い、「焼香のため近づくと遺影が浮かび上がる」という特別な体験を提供できます。
メンテナンス性に関しては一般的な焼香台と変わらず便利です。
焼香台なのに気に入ってくださったご葬家様に販売いただける、というのは一番の差別化ポイントですね。
葬儀社様にビジネスチャンスを含めて提供できる、面白い製品です。
またご葬家様だけでなく葬儀に来て見てくれた方、どなたでもご購入いただくことが可能です。
※遺影写真モデルはイメージです。
※無断転載はご遠慮ください。
「Omokage MINI」はリモコン操作で簡単に写真や動画を表示できるため、機械に詳しくない方でも安心してお使いいただけます。
また、写真や動画が空中に浮かび上がる技術の採用は、視覚的にも感動を与える体験を提供します。
仏壇がなくても、「Omokage MINI」を通じて故人様と向き合い、手を合わせることができます。
インテリア性やサイズ感を重視し、コンパクト仏壇よりも更に小さく、リビングの一角に置いても調和するデザインです。
従来の荘厳なイメージの仏壇とは違い、ある意味気軽に手を合わせられる視覚的な優位性もあります。
葬テック(葬儀×テクノロジー)が故人様を偲ぶお気持ちの一助となれば幸いです。
「飛鳥焼香スタンド」はどんな宗派でもお使いいただけるシンプルなデザインですので、幅広いシーンでご利用いただけます。
例えばエントランスに設置してインフォメーションやPR動画を表示するなど、多様な使い方が可能です。
メンテナンス性にも配慮し、汚れを簡単に拭き取れるように無垢材ではなく化粧板を採用しています。
コスト面に関して導入費用がかかるため、特に一気に複数台をご購入される場合は予算の確保が課題となります。
まずは必要最低限の台数から導入していただき、徐々に増設する方法をお勧めします。
また「Omokage MINI」は独立して設置できるため、親族控え室や思い出コーナーに飾っていただき、気に入られた方に販売していただくことも可能です。
こうして導入コストを回収することができます。
さらに、「Omokage MINI」の特徴として、映像が空中に浮かび上がるという点がありますが、実物を見ていただかないとその良さが伝わりにくいかもしれません。
「ぜひ多くの葬儀社様に実物を見て欲しい!」が私達開発者の本音です(笑)
担当営業にご連絡いただければデモ機の貸し出しが可能ですので、ぜひお気軽にお声がけください。
お客様の声と技術の進歩です。お客様のニーズが良いヒントになり、そこから良いサービスを作っていく。
お客様からのフィードバックを反映させることで、より使いやすいサービスを提供できるよう努めています。
また、AIやクラウドコンピューティングなどの最新技術を活用し、常に新しい価値を提供することを目指しています。
新しい技術や情報を得た際には、それを未解決の課題にどう活かせるかを常に考えています。
社内のチームワークとクリエイティブな環境も、私たちのイノベーションを支える重要な要素です。
新しい価値の創造や良いサービスを提供することで、葬儀業界に起こり得る予測不能な外的要因への対応を先回りし提供できる会社でありたいと思っています。
今後は、葬儀業界が抱える人手不足の問題を解決するためのサービスを開発していきたいと考えています。
デジタル技術やIoTを活用してスタッフの負担を軽減し、より効率的な運営を実現するお手伝いをすることで、葬儀社様、ご葬家様、弊社の“三方善し”が実現できればと考えています。
他にも無縁墓や墓じまい等、社会課題にもアンテナを張っておきたいですね。
※ 一般の方はお近くの葬儀社様に直接お問い合わせください。