2023年10月6日
遺影写真作成サービス国内トップシェア、インターネットを活用した訃報のサービス「tsunagoo」を展開する株式会社アスカネット(本社:広島県広島市、代表 取締役社長 松尾 雄司、以下アスカネット)は、訃報を受け取ったが葬儀に参列出来なかった男女20代~50代の男女400名を対象に訃報と葬儀に関する調査を実施しましたので、その結果を発表いたします。
スクリーニング:訃報を受け取ったが葬儀に参列出来なかった方
調査対象:20代~50代の男女400名
調査機関:アイブリッジ株式会社
調査ツール:Freeasy
集計方法:インターネット調査
調査期間:2023年9月5日~9月6日
回答数 :400名
※調査結果の数値は小数点第2位以下を適宜四捨五入して表示しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。
※調査結果をご紹介いただく際は「アスカネット調べ」と注釈を記載ください。
知り合いやご友人、身近な方に不幸があった時の訃報。訃報を受け取ったものの近年、新型コロナウイルスの影響や家族葬などの関係で葬儀に参列出来ないケースが増えています。弔意を示す方法として「弔電」がありますが、初めて弔電を送る時はどうしたらいいのか困った方はいないでしょうか?そこで弔電に関する困りごとや、訃報を受け取った方はどんな対応をしているのか20代~50代の男女400名に調査いたしました。
家族葬の増加、新型コロナなどを受けて、弔電事情や人々の意識にどのような影響がでているのかを紐解き、弔意の表し方にどんな変化があるのか調査を実施しました。
(単数回答)n=400
(単数回答)n=400
20代から50代の男女400名に弔電について調査をおこなったところ、弔電を送った方は全体の2割で、8割は弔電は用意せず別の方法をとっているという結果になりました。
弔電を用意しなかったと回答した人の中で、その後「遺族の忙しさを考えて少し時間を置いてから連絡した」方が37.5%で、「電話やLINEで遺族にお悔みの連絡をした」方が25.5%という回答をし、弔電を送らなかった場合でも別の手段で遺族に対してお悔みのお言葉を伝えていることがわかりました。
また、年代別にグラフを比較したところ、電話やLINE等、別の方法で弔意を示すことについて20代~30代は抵抗がなく一番多い回答となりました。
(単数回答)n=102
(複数回答)n=400
続いて弔電を用意できなかった方を対象にその理由について調査しました。
最も多い回答は「弔電を送って良いのか分からなかった」が40.2%で、続いて「弔電は手間と感じた」が18.6%、3番目に多い回答は「弔電の送り方が分からなかった」「そもそも弔電について知らなかった」が同列で15.7%となりました。
弔電について送っていいのか分からないと回答する方が多い中、弔電に関する困りごとを調査したところ「手配の仕方、手順が分からない」と回答した方が156人、「家族葬などの場合、送って良いのかが分からない」が僅差で154人という結果になりました。
「送って良いのか分からない」という不安を抱えている方が多いことから、ご遺族や葬儀社から案内があれば「送っても良い」「送りたい」という回答が増えると推測できます。
(単数回答)n=102
(単数回答)n=86
Q.1で「弔電を用意せず、電話やLINEで遺族にお悔みの連絡をした」と回答した102名に電話やLINEで連絡することに対しての抵抗感について調査したところ、「あまり抵抗はなかった」が44.1%で最も多く、2番目に多い回答は「やや抵抗があった」で32.4%、「抵抗はなかった」が19.6%と続き、電話やLINEでの連絡に抵抗感が少ない傾向にあるようです。
その一方で、Q.1で弔電を送った人に対して電話やLINEでお悔みの言葉を送らなかった理由として最も多かったのは「弔電が当たり前だと思ったから」が57%で特に40代~50代の方が多く回答していました。
LINEや電話は私たちの身近な連絡手段であり、簡単に送れるというメリットがありますが弔意を伝える際に「カジュアルすぎるのではないのか」と感じる方が一定数いらっしゃいます。初めて弔電を送る方は手順が分からない方も多くいるため、お悔みの気持ちを「電話やLINEのように簡単」に伝えられるサービスが求められているのではないかと考えられます。
(単数回答)n=150
続いてQ.1で「弔電を用意せず、時間をおいてから連絡する」と答えた人についてその後を調査すると「機会を逃して特別何もできなかった」が最も多く48.7%で、続いて「電話やLINEなど弔電以外の方法で遺族にお悔みを伝えた」が26.7%、「弔問の際、香典に手紙を添えて送った」が20%という結果になりました。
弔電を送らなかった人の約半数は、そのまま何も出来なかったと回答していることから弔意を示すには、訃報を受け取った方が適切なタイミングを認識することが重要となります。
(単数回答)n=150
弔意を示す適切なタイミングについて、迷惑がかからないのであれば「すぐに伝えたい」と回答した方が46%と最も多く、続いて「連絡に時間をおきたい」と回答した方は僅差の39.3%となり、「すぐに伝えたい」と回答する方が多い結果となりました。
(単数回答)n=400
お悔みを伝えるサービスに求めることとして、最も寄せられた回答は「遺族の迷惑にならない」が156人で、続いて「手間がかからない」が99人、「例文が豊富にある」が44人という結果になりました。
お悔やみを伝えるサービスには「ご遺族の迷惑にならないこと」「手間がかからないこと」の両立が求められると考えられます。
(単数回答)n=150
最後に訃報に関する困りごとを調査したところでは、最も多い回答は「香典の渡し方(144人)」続いて「通夜葬儀の時間の把握(139人)」、「葬儀場の場所(119人)」という結果になりました。
通夜葬儀の時間や葬儀場の場所など、訃報を知らせる際に葬儀社が関わってくる部分はもちろん、香典の渡し方など葬儀ならではのルールについて相談出来るサービスが求められると推測されます。
『tsunagoo』は従来紙面に印刷するのが常識であった訃報をWebページとして生成、そこから弔電、供物、香典受付までスマホで完結でき、喪家や会葬者と葬儀社様の双方にとって非常に便利なサービスです。
コロナ禍で葬儀に参列できない方が増えた葬儀業界で、ますます利用が加速し、全国の約3,200の葬儀会館で利用されております。
tsunagoo(つなぐ)サイト:
https://www.mds.ne.jp/tsunagoo/
当社は、20年以上にわたりフューネラルサービス事業を展開するなか、遠隔で遺影写真を加工・出力するシステムを全国約2,700箇所の葬儀社に提供し、葬儀用の遺影写真の作成事業では、年間44万件を作成、国内シェアの約3割を占めております。さらに2017年より、喪家や会葬者、葬儀社それぞれのニーズに寄り添うWeb サービス、『tsunagoo』を提供しております。
利用者となる喪家は、従来紙面に印刷するのが常識であった訃報をWebページとして生成し、スマートフォンから関係者へ訃報を配信することができます。また訃報を受け取った関係者は、訃報のWebページから弔電、供物、香典受付まで、スマートフォンで注文可能です。
※ 一般の方はお近くの葬儀社様に直接お問い合わせください。